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読書記録(2011年9月・10月)

最近読んだ本の内、個別の記事にしていないものをまとめておきます。
生活習慣が少し変わって、まとまった読書がほとんどできていませんし、パソコンに向かって何か書くことからも遠ざかっています。

『差別と日本人』(辛淑玉・野中広務)

日本での朝鮮人差別や部落差別に関する対談本。
辛さんによる解説には、全く知らなかった差別事件の知識が得られます。
権利回復等を声高に訴えずに差別をなくそうとする野中さんの姿勢は、意外でした。


差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)

差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)

  • 作者: 辛 淑玉
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 新書





『ひみつの海(アーサー・ランサム全集第8巻)』(アーサー=ランサム)

ツバメ号とアマゾン号の子供たちが、ある湿地帯の地図を完成させようとがんばります。
新しい仲間とも出会います。
他の巻に比べると、ちょっと地味な内容で、印象的な活躍も少ないようです。


ひみつの海 (アーサー・ランサム全集 (8))

ひみつの海 (アーサー・ランサム全集 (8))

  • 作者: アーサー・ランサム
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1967/12/18
  • メディア: 単行本





『九年目の魔法』(ダイアナ=ウィン=ジョーンズ)(再読)

やっぱり、再読で発見することがいろいろとありました。
妖精の女王ローレルと同じ行動形式をとる友人が最初から登場していたこととか。


九年目の魔法 (創元推理文庫)

九年目の魔法 (創元推理文庫)

  • 作者: ダイアナ・ウィン ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: 文庫





『十二夜』(シェイクスピア)(再読)

男女取り違えの恋愛喜劇。
『九年目の魔法』に名前が登場していたので読んでみましたが、いまひとつ関連性は分からず。
妖精の女王の登場する『真夏の夜の夢』の方が、なにがしかのつながりがありそうですが・・・。


十二夜 (岩波文庫)

十二夜 (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1960/03/25
  • メディア: 文庫





『鋼の錬金術師 第7巻』(荒川弘)(漫画)

大勢の重要な人物が登場したりいなくなったりする巻。
連載で読んでいた人は、主人公の父親ホーエンハイムと悪役らしき「お父様」とが似ているのが何故なのかな、という疑問を持ち始めたところでしょう。


鋼の錬金術師 完全版(7) (ガンガンコミックスデラックス)

鋼の錬金術師 完全版(7) (ガンガンコミックスデラックス)

  • 作者: 荒川 弘
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2011/10/22
  • メディア: コミック





『黒鷺死体宅配便 第15巻』(原作:大塚英志)(漫画)

福島原発事故を背景にした、オウム真理教事件を思わせるエピソードでは、原発事故後の救助活動に対する原作者の強い思いが語られているようです。
例えば、「避難地域」にまだ沢山のご遺体が残されていることを忘れていませんか、と。


黒鷺死体宅配便 (15) (角川コミックス・エース 91-21)

黒鷺死体宅配便 (15) (角川コミックス・エース 91-21)

  • 作者: 山崎 峰水
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/10/01
  • メディア: コミック





『無限の住人 第28巻』(沙村広明)(漫画)

青少年保護条例後の自主規制が心配されたスプラッター時代劇の、待望の新刊。
表現は少し変わったのかもしれませんが、物語にとって必要な残虐さは健在。
とにかく、3者入り乱れての最後の決戦が始まりました。

ふと思うのですが、『水戸黄門』なども含めて、時代劇はそもそも残虐です。
CSテレビで時代劇ばかり観ている父がハリウッド映画の軽いホラー場面を怖がるのが、とても不思議です。
30年以上前の米国では『鉄腕アトム』が残虐だと見なされて受け入れられなかった、という話も思いだします。


無限の住人(28) (アフタヌーンKC)

無限の住人(28) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 沙村 広明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: コミック



2011-11-09 22:22  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0)  共通テーマ: [最近読んだ本]

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