『第9地区』(映画)
異星人の難民キャンプができたら・・・という映画。
ドキュメンタリーインタビュー風の枠に挟まれて物語が進行する構成になっています。
節足動物のような異星人は、異星人だけに使えるものすごく強力な武器を持っているのに、なぜか難民キャンプ生活に甘んじています。
主人公?は、異星人を管理している「MNU」という組織の現場責任者?ヴィカス。
彼の性格や行動に一貫性のないのが、リアルとも言えるし、ご都合主義ともいえます。
登場したばかりの頃は、ちょっとした権力を振りかざす嫌な小人物ですが、作品の終わり頃には、迷いながらも命をかけて異星人の友人?を逃がす小英雄になってしまっています。
この感触は、80年代の黎明期のOVA(オリジナルヴィデオアニメ)を思い出させます。
テレビ放送された有名作品をいくつか観た限りですが、普通以下に愚劣な主人公の俗悪な動機からの行動が深刻な事件の発端となるのに、“運命の女性に出会う”などをきっかけにして、いつの間にか正義の側の英雄になっている・・・というパターン。
本作は設定の斬新さで評価されていたようですが、私にとってはちょっと評価に困る映画です。
小説作品とは違って映画の場合は、評価する軸がたくさんあるような気がします。
ドキュメンタリーインタビュー風の枠に挟まれて物語が進行する構成になっています。
節足動物のような異星人は、異星人だけに使えるものすごく強力な武器を持っているのに、なぜか難民キャンプ生活に甘んじています。
主人公?は、異星人を管理している「MNU」という組織の現場責任者?ヴィカス。
彼の性格や行動に一貫性のないのが、リアルとも言えるし、ご都合主義ともいえます。
登場したばかりの頃は、ちょっとした権力を振りかざす嫌な小人物ですが、作品の終わり頃には、迷いながらも命をかけて異星人の友人?を逃がす小英雄になってしまっています。
この感触は、80年代の黎明期のOVA(オリジナルヴィデオアニメ)を思い出させます。
テレビ放送された有名作品をいくつか観た限りですが、普通以下に愚劣な主人公の俗悪な動機からの行動が深刻な事件の発端となるのに、“運命の女性に出会う”などをきっかけにして、いつの間にか正義の側の英雄になっている・・・というパターン。
本作は設定の斬新さで評価されていたようですが、私にとってはちょっと評価に困る映画です。
小説作品とは違って映画の場合は、評価する軸がたくさんあるような気がします。
2011-11-14 23:42
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
[映画・テレビ]
コメント 0